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平成31年・令和元年(2019)度スケジュール

 

平成31年4月7日(日)9:00~

春夏野菜の種まき

今日は平成31年度「池上野菜くらぶ」最初の「春夏野菜の種まき」でもあり、田中顧問、橋本代表、米村副代表の役員変更もあって、それぞれのご挨拶を頂きました。そして、新会員の紹介及び会員紹介、スタッフ紹介を行いました。

その後、米村副代表から今日の作業内容の説明を受け、子ども達は何時もの秘密兵器を使って、トレイの中に「ミニトマト、キューリ、ナス、ピーマン、長マメ」の種を深さ1㎝に均質になるように真剣に取り組んでいました。いよいよ、明日から1ケ月間「苗半作」と言われるように、毎日の「水やり」を通して「強い苗づくり」がスタートします。

昨年は素晴らしい「苗」に出来上がりましたが、今年の苗の出来はどうなるでしょうか?

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令和元年5月6日(月)9:00~

春夏野菜に植え付け

 

いよいよ、新しい「令和」の時代がスタートしました。

初めての国書「万葉集」からの採用になりました。これからの日本の行く末を占うかのようです。今までとは違った国民の心の受け止めを感じます。私達も心新たにして頑張っていきたいと思います。

今日は4月7日の「種まき」から30日後の「苗の植え付け」日になりました。今年の苗はあまり出来栄えが良くなく育ちが悪いようです。特段病害虫の被害も出ておりませんが、種まき時のトレイの中の種の深さが微妙に反映されたのかも分かりません。良質な畑に移してやれば、順調に生長していくと思います。

その後、1月14日に植え付けた「玉ネギ」の草取り作業を田んぼの方に移動してみんなで頑張りました。しかし、植え付け直後のカラスには手を焼きました。かなりの苗を抜き取ってしまい、植え戻しを数回させられました。効果があるかどうか解りませんでしたが、金銀の防鳥テープを張り巡らし後は収まったようでした。

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令和元年6月1日(土)13:30~支柱立て・誘引作業

              玉ネギ・ジャガイモ堀り

           17:00~収穫祭

5月26日予定の「支柱立て・誘引作業」が池上小学校の運動会と重なり、6月1日に変更して、先に野菜畑に集合して「支柱立て・誘引作業」を終えて、田んぼに移動して待ちに待った「玉ネギ・ジャガイモ堀り」を致しました。玉ネギは従前の12月中旬「植え付け」を、1月中旬の「仕事始め」に変更したためか、大きめの丸形ではなく、やや大きめの卵型のに生長していました。またジャガイモは昨年よりも出来が良かったようです。子ども達も感嘆詞を上げながら、手掘りで収穫しました。その後、全員が「玉ネギ・ジャガイモ」を各々5㎏ずつ持ち帰りました。 

そして、午後5時から、池上コミセンに再び集合して、「収獲祭」を開催しました。子ども達が大好きな「唐揚げ・焼き鳥」やお母さんたちが準備をしてくれた、採れたての「蒸かしたジャガイモ」、採れたての玉ネギ・ジャガイモの入いった「カレーライス」を美味しく戴きながら、今までになく各々コミュニケーションが取れて楽しい・和やかなひと時でした。

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令和元年6月23日(日)09:00~

田植え

まだ入梅していない、雨が例年になく少ないなかでの「恒例の田植え」の準備は田中顧問の緊急の用水路からの水のくみ上げで万端整いました。毎年地域では一番最後の田植えでしたが、今年は周辺の田んぼにも水が入っていなくて、早い田植えとなりました。

 

全員参加で、やはり今年も女子会が中心になりました。米村先生の横の列の間隔を計測しながらの田植えでしたので、いつもより少し時間がかかりました。

約4畝で約一時間半程度かかりました。小さい子ども達は泥んこになり大変楽しそうでした。お母さん達も、皆裸足でなんとも言えない田んぼでの裸足の感覚を楽しんでいたようでした。

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令和元年7月28日(日)09:00~

稲の生育観察と田んぼの生物観察

夏休み最初の田植えから36日目の「稲の生育観察と田んぼの生物観察」日です。先ずは米村先生から作業内容の説明を受けてから、子ども達には稲の背丈と株の分けつ状態を測定してもらいました。背丈45㎝前後、分けつ25株前後の様でした。

その後、崇城大学名誉教授岩原先生からミニミニ講義を頂き「田んぼの生物観察」を行いました。丁度昔から行われている「中干し」の時期であり、稲がしっかりと根を張るための大切な時間となっています。従って田んぼの水も生物も少なく子ども達が喜びそうな生物の姿も見られませんでしたが、それでも岩原先生が「ジャンボタニシ、メダカ、足が生えたオタマジャクシ」等を捕獲して、興味のある子どもに持ち帰ってもらい、暫くの間家で観察をしてもらうことにしました。

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令和元年9月8日(日)09:00~

夏野菜の撤収作業

「夏野菜の撤収作業」が8/18、9/1、9/8 と三度の延期後、本日どうにか撤収作業を終了することが出来ました。皆で協力して40分程度で終了し、今後田中顧問から畑の耕耘作業をしてもらい、今年は堆肥をまいて9月28日の「秋冬野菜の直播き」に備えたいと思います。

それから、今日のトピックは池上野菜くらぶ会員の池上小2年生のT.Kちゃんが「わたしたちの町のたからもの、池上町のしぜんと手作りやさい」と題した「ファミリーでの楽しい夏野菜畑の様子」の絵を描いて持ってきてくれたことでした。「ミニトマトやナス等の収穫作業」が上手に表現されていました。

 

(追伸)この絵と素晴らしい記事が9月22日の熊本日日新聞15面の「TOMOサポ・リポート」に掲載されました。

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令和元年9月28日(日)09:00~

秋冬野菜の直播き

昨年は8月26日に「種まき」し、ローテーションで「水やり」しながら「苗の育成」をこれまで通り実施していましたが、9月初旬になって残念ながら害虫に侵され、止むなく断念せざるを得ませんでした。

従って、9月下旬に「直播き」の予定でしたが、これも台風接近で10月初旬についに、各家族に「種を手渡し」して、各家族の都合に合わせて「直播き」をしてもらいました。想定外のことが幾つも重なり、時期が遅れ遅れになりましたが、結果として葉菜も根菜も順調に生育し収穫することが出来ました。

この経験から、今年からは9月28日に「ダイコン、ニンジン、ハクサイ、キャベツ、ホウレンソウ」の5種類すべてを「直播き」とすることにしました。品目毎に、小袋に分け、各家族へ配布し、各々事前に準備していたマルチの「穴あけ」から、「直播き」「水やり」を実施てもらいました。

子ども達もモノサシを駆使しながら30センチ間隔で各家族4mの畝に3列の穴あけをして、5種類の種を好みに応じて「直播き」を実施てもらいました。

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令和元年10月26日10:00~

稲刈り・掛け干し

秋晴れの恒例行事「稲刈り・掛け干し」の今年もやはり、「農業女子会」でした。約4畝の2/3をバインダーで田中顧問に朝一で刈り取ってもらい、残りを欠席3家族で手不足の22名で「鋸がまで手刈り」をしました。大人の手不足のため、予定より時間がかかってしまい掛け干しが終了するのが12時30分を過ぎてしまい、5.6名の女子は午後からの約束事があるため、「おにぎりランチ」をすることなく、おにぎりを貰って帰宅しました。

昼過ぎたため、皆お腹が空いて一人5個平均「おにぎり」を平らげました。漬物とお茶だけのランチでしたが、子ども達も実に美味しそうに喜んで食べていました。当然、衛生管理には配慮して、十分なオシボリと担当して頂いた5人のお母さん方に全て1個ずつラップに包んでもらいました。

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令和元年11月3日(土)14:00~

脱穀・籾すり

自然乾燥9日目の「脱穀・籾すり」の活動日は午後2時からの実施になりました。コンバイインの運転操作は田中顧問、橋本代表と米村副代表が掛け干しからのコンバインへの挿入とやはり危険を伴いますので熟練者がいつも担当して頂いております。

保護者と子ども達やNPO関係者は脱穀が終わった稲ワラを12個の大束に結束する作業を担当してもらいました。開始時刻より関係者が早く集まり作業を開始したのでもう2時半ぐらいには脱穀作業と後片付けも終了しました。

その後、田中顧問宅の籾摺り機で籾すりをしてもらい、玄米30㎏袋7袋と10㎏程度の収穫となりました。やはり、熊本地方の作況指数「不良」通り、昨年より約15%の減収でした。

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令和元年11月24日(日)09:00~

新嘗祭

 

10月11月は新天皇の即位に伴う、即位礼関係の重要な儀式が執り行われ、子ども達もテレビ・新聞等見聞きすることが多く「新嘗祭」のことも少しは理解できたかと思われます。

 

今年は熊本地方の稲の「作況指数」は「不良」ということで2割程度の減収だったようです。私達のところは15%の減収になり、約4畝の田んぼから215kgの白米が収穫出来ました。

 

この新米で今年もお母さん達が愛情いっぱいに作ってくれたカレーを参加者全員で、収穫に感謝しながら「いただきます」と大きな声で唱和したあと、美味しく頂きました。

 

昨年から、体験活動の1年を振り返り、色々の面で頑張った子ども達を「特別表彰」ということで家族配布分とは別に新米5㎏を進呈することにしています。

 

今年は5人の子ども達を表彰することにしました。

一人目T・Kちゃん(2年女子)は体験活動状況をスケッチして作文したのが9・22日の熊日新聞の「TOMOサポ・リポート」に掲載され、関係者の話題になったことで「PR賞」ということで表彰しました。

 

二人目のH・K,H・Yちゃん姉妹(5年、2年)は「ダイコン、ホウレンソウの種」がかなり余りましたので、皆の「共同農園」という形で「種まき」を一人でしていましたら、自宅が近くお母さんのアドバイスもあり、2時間近くも姉妹で頑張って手伝ってくれました。お陰で本当に助かりました。したがって、二人に「手伝った賞」として表彰しました。

三人目のK・Mちゃん(5年女子)は平成27年11月23日のJT生命誌研究館館長中村桂子先生をお迎えしての「徳育・食育フォーラム」の御案内用パンフレットデザインの中心人物として登場してもらったので、遅ればせながらの「PR賞」でした。

最後がここ2~3年「農業女子会」の様相を呈している中、男代表としてH・R君(4年)は頑張ってくれたので昨年に続いて、「精勤賞」としての特別賞を表彰しました。

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令和2年1月12日(日)10:00~

玉ネギの植え付け

令和になって初めての仕事始め「玉ネギの植え付け」の活動日を迎えました。参加者全員で「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」との唱和の後、橋本代表挨拶、米村副代表の本日の作業説明を受け取り掛かりました。

ちょうど、各々の地域の「どんどや行事」と重なり、子ども達にとっても、各々の地域の伝統行事に参加することはとても大切なことであります。従って、橋本代表家族と林保護者代表家族とスタッフ関係者で約50分程度でいつも通り、1500本の「玉ネギの植え付け」を終了しました。

昨年のカラス被害を考え、手グスと金銀テープを畝全体に張り巡らし、今年は最初からカラス被害を受けないよう対策を取って見ましたが、カラス諸君が協力してくれるかどうか、見守っていきたいと思います。

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「特記事項」

 

平成26年から1年間の体験活動を振り返り、毎年アンケート調査を実施しておりますが、今回初めて作業風景の絵を描いてアンケートに答えてくれた林舞(4年)・蘭(2年)ちゃんの素晴らしいコメントと絵をご紹介しておきます。

この体験活動では、自分よりもはるかに小さい「種」から「収穫」まで、自分が育て上げる立場で、長い時間面倒を見なければなりませんこのような体験活動を数年間繰り返しながら、子ども達は必ずや「小さな生命を思いやる心」「収穫時の達成感・成功感」「天候等の自然との折り合い」「食べ物の大切さ」「感謝の心」など多くのエッセンスをこの体験活動から学び取ることが出来ると思います。

特に、「春夏野菜の栽培」は「種まき」「1ヶ月間の水やり」「苗の植え付け」「支柱立てと誘引」その後の繰り返し作業としての「わき芽とり・誘引」など最終的な収量・品質との密接な関係があって、このようなデリケートな作業が連続し、ここが一番教育的効果が期待できると思っています。

舞・蘭ちゃんの素晴らしいコメントはあたかもこのポイントを見抜いているかのようです。

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令和2年3月5日14:00~

ジャガイモの植え付け

令和元年度の最後の「ジャガイモの植え付け」は3月1日(日)が予定日でしたが、天候の関係と昨今の世界的な新型感染症コロナウイルスへの対応として全国一斉の小中高校休校に鑑み、3月5日午後2時から、スタッフ関係者9人で植え付けを実施しました。何よりも子ども達の健康と生命を第一と考え、活動を回避することにしました。

1月に植え付けた「玉ネギ」も順調に生育しており、良いタイミングでしたので「草取り」を済ませることにしました。

6月7日の「玉ネギ・ジャガイモ掘り」と、その後の「収穫祭」を大いに楽しみにしたいと思います。

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​「特記事項」

​今年もまた、昨年の亀の子幼稚園の園児のリクエストに応え、品種は昨年と違って「味いちばん短太ダイコン」を提供させて頂きました。その御礼ということで、またまた「感想と写真」を広用紙に綴って、届けてくれました。有難う、感謝です。NPO法人のHPに昨年同様、掲載させて頂きました。

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NEW

 

体験活動を振り返っての所感

初めての国書万葉集から元号が「令和」になり、新しいこれからの日本の行く末を国民それぞれ感じ取っているように思えます。私達も心新たに「子どもの未来は日本の未来」の理念に立ち返り、頑張って行かなければと思い直しました。

今年は11月24日の「新嘗祭の活動報告」にありますように、5人の子ども達のそれぞれの素晴らしい行動に対して、表彰して「新米5㎏」を進呈しました。

それから、今年は3人の女子からの活動風景や亀の子幼稚園の園児からダイコンの御礼としての絵を

思い掛けなく戴きました。感動いたしました。

それでは体験活動7年目になりましたが、12月のアンケートの主なものを原文で紹介します。

Hay家

(子どもの意見)

上記に特記事項として素晴らしい文章と絵を紹介していますので御覧ください。

(保護者の意見)

いつも楽しく参加出来親子共々うれしいです。

うちも日曜の午前中子供の習い事で参加出来ない時もあり、子供は、畑にも行きたいー。と言って、

残念がっていました。今年は津田さんが新しく入って来られて、いい経験ねぇと、おっしゃられているので、こちらもまた、畑やってて良かったナア。と思えているところです。カレー作りも大変お世話になりました。来年は琉生も1年生になるので新しいお友達が入ってくれると男の子も増え、又楽しいだろうなぁと思います。親子で興味のある方には声かけをしていきたいなぁと思います。

Ha家

(子どもの意見)

田んぼでなえを植えるときや、秋にお米をかるときは、いやだなぁーとか思っていたけれどカレーパーティーでお米やじゃがいもがおいしかったので作ってよかったなと思いました。来年もできれば作りたいです。

(保護者の意見)

本来の目標である農業体験を通しての徳育に繋げる活動は中々実践困難な状況にある。

今のままの家庭菜園方式で親中心の活動に子供達がついてくる(あまり積極的でもなく)状態ではなんとなく不完全燃焼の感じから抜け出せない。あまり厳しく子供達に対応しても、その事自体が理解出来ないのではないかと思うと八方塞がりの感が有る。

​甘んじて今のままでいくのか、何か変えてみるか、止めるのか全員で考えてみる必要があるのではと思います。

Tu家

(子どもの意見)

いつもやさしく野菜のうえかたやいねかりのやりかたをおしえてくださってありがとうございます。

友だちとふれあって野さいをそだてられるので楽しく野さいクラブができるのでつづけたいです。

​冬やさいも心をこめてやさいをそだてたいです。

(保護者の意見)

いつも大変お世話になっております。

池上に引っ越してきて四月からお世話になり、とても楽しく心温かな交流をさせて頂き、入会して本当に

良かったと心から思っております。

子供も自然、野菜に興味を持ち始めたことはもちろん、自分からその経験を絵や文章に残すといった行動を起こしてくれました。その成長を嬉しく思います。お友達との交流、地域の方々との交流、野菜くらぶを通して、人として一番大切な"人との触れ合い”を学ばせて頂いています。

野菜くらぶという活動を通して家族の話題も増えました。野菜やお米も大変おいしく頂いております。

来年度もよろしくお願いします。

(別ペーパーで)

日曜日に、久しぶりに畑へ行ってきました。冬野菜がたくさんに収穫出来まして、感激して帰ってきました。夕飯は鍋でした。白菜を大根おろしで美味しく頂きました。甘くてびっくりです!!

こんなに美味しいものは初めて食べました!! たくさん頂いて体力つけます!!

本当にいつもありがとうございます。 

 

 

 

Tak家

(子どもの意見)

いっぱいいろいろなやさいをうえておいしくできあがってうれしかったです。いっぱいNPOにいくたび

​にいろいろなむしにであえてつかまえたりはじめてさわったやつもいっぱいいたのでNPOにきてよかったなとおもいました。なぜかというとふだんはそんなにむしがいないけどはたけにはいっぱいむしがいたからです。おいしいやさいやきれいなやさいができてうれしかったです。これからもそのちょうしでもっともっとおいしいやさいをつくりたいです。

(保護者の意見)

今年も季節を通して野菜の直播きや田植え、収穫祭、新嘗祭等々親子で楽しく参加することが出来ました。大幅なスケジュール変更ということで昨年よりゆとりをもって参加出来たように感じます。

​子どもも自然の中で土や虫、色々なものに触れ楽しくべ勉強できた一年でした。今年もお世話になりました。


               
 

 


 

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